お母さんに被写体になってもらう

 

私の母は、かわいい。

 

 

54歳になるが、チャーミングでかわいいお母さんだ。

突然小躍りをしたり、へんなタイミングでこけたり、

いわゆる天然と言っていいのかもしれない。

天然ぶりはもちろん、友達に写真を見せてもだいたいの人はかわいいという。

 

 

 

母

(ほらかわいい)

 

 

去年、一眼レフを買ってから、よく母を被写体にして外で写真を撮りに行った。

だがその理由はかわいいからではない。

撮影のとき無茶を聞いてくれるからだ。

あと、かわいいとかわいいとゴリ押ししたのに申し訳ないが、

顔は撮ってない。

 

 

 

私はかねてより、お面や仮面に興味があった。

そしていつしかその根本的な概念にある「表すと同時に隠すという矛盾」を

突き止めたいと思うようになった。だから、顔を映すということはしていない。

それは私のアイデンテティに関わるのである。

 

 

ということで、以下は母をモデルにして撮った写真をいくつか並べておきたい。

久しぶりに改めて見返すと、大変にいい母を持ったと感心した。

 

 

 

 

IMG_0918HEN

 

 

 

IMG_1014HEN

 

 

 

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moga_20120211175734のコピー

 

 

 

 

20120826215758c03

(これはもう、布の下のくたびれた顔が浮かび上がった決定的な写真)

 

 

 

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