サラ・ジェシカパーカーになりたい

 

 

サラ・ジェシカパーカーは、かわいい。

というのも最近、映画「セックス・アンド・ザ・シティ」をかなり遅ればせながら観る機会があった。

そして私は、彼女の魅力にすっかり首ったけになってしまったのだ。

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<ゲオで中古580円で買った>

 

「セックス・アンド・ザ・シティ」は、映画化以前に1998年からTVドラマで放送されていた。

ニューヨークに住む30代独身女性4人の生活をコミカルに描く本作は、放映開始から10年以上経っても、

今なお続編映画が期待されているほどの世界的超人気作だ。

そんな「セックス・アンド・ザ・シティ」でサラ・ジェシカパーカーが演じるのは、

売れっ子ライターのキャリーという役。

恋愛至上主義で、ファッションと靴をこよなく愛する彼女は、まるで私とは正反対のタイプだ。

 

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<キャリーを演じるサラ・ジェシカパーカー>

 

自分にないものに惹かれるのは人間の性。

劇中のサラ・ジェシカパーカーは、とっても明るくチャーミングで、

私も強くてしなやかな女性にならなくちゃ!と気持ちを盛り上げてくれる。

恋愛に奥手で、根が暗い私も、サラ・ジェシカパーカーみたいになりたい。

そう思うのは酷なことだろうか。

 

●サラ・ジェシカパーカーを目指す

いきなり素敵な女性になるのは難しいので、とりあえずサラ・ジェシカパーカーを目指して

形から入ろうと思う。

ということで、金髪ウイッグとカラーコンタクトレンズを買った。

これでサラ・ジェシカパーカーになれるのか。

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<なんか違う>

 

そもそも私は顔が丸いんだった。あ、いやそういうことでもなかった。

服装がみずぼらしいのがいけないのか。

来週の知人の結婚パーティーのために買った服を着てみるか。

 

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<やっぱり違うしなぜか腰曲がってる>

 

サラ・ジェシカパーカーになれない。どうしたものか。

形から入れば少しは恋愛至上主義にもなれるのかな、とも思ったのだが、

そんなうまくことは運ばなかった。

 

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<このカツラ、今後使うことあるのか>

 

カラコンに関しては特に、ドン・キホーテでひしめきあうギャルの間をかいくぐって

買いに行ったので、相当な徒労と勇気を要した。

そんな気苦労も報われないなんて信じられない。絶望的だ。

 

●思いついた

1日中悶々とサラ・ジェシカパーカーになる方法を考えていたら、ついにひらめいた。

手っ取り早くなれる方法がひとつあるではないか。

ということで思い立ったが吉日、早速ユニクロに行くことにした。

 

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<ユニクロで>

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<パーカーを買う>

 

パーカーを買った時点でお読みの皆さんはいやな予感がしているのではないだろうか。

そうだ、ご想像の通りだ。

私は「サラジェシカ」という「パーカー」を着て、

本当の意味での「サラ・ジェシカパーカー」になるのだ。

 

 

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<どうだ!特製「皿ジェ鹿パーカー」>

 

プリント転写シールを使って作ったが、慣れないせいでいくらかムラができた。

でもそんなことは気にしない。

私は、みんなのあこがれの、皿ジェ鹿パーカーなんだから。

 

 

●皿ジェ鹿パーカーになって街に繰り出す

皿ジェ鹿パーカーになった私にもう怖いものなんてない。

実際は仕事も恋愛もダメダメだけれども、いまなら胸を張って言える。

「私は恋愛至上主義よ」と。

 

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<私は恋愛至上主義よ>

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<ここはニューヨークよ(本当は上野の不忍池)>

 

ムダに素敵なポートレートが撮れてしまっている。

それもこれも、この皿ジェ鹿パーカーのおかげだ。

魅力的な女性とは、常にフォトジェニックであるのだ。

 

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<何かに標的を定めた皿ジェ鹿パーカー>

 

「外見が変われば性格が変わる」というように、

「パーカーを羽織れば性格が変わる」と感じている。

臆病だった私は、皿ジェ鹿パーカーを羽織り、いま、大胆になる。

 

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<バラに囲まれる皿ジェ鹿パーカー>

 

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<矢切を渡る皿ジェ鹿パーカー>

 

ああ、勢いに乗っている。

皿ジェ鹿パーカーである私はいま、ノリノリなのだ。

この勢いに乗れば、きっと結婚もできる。

夢にまで見たウエディングドレスも(パーカーを着ているけれど)きっとすぐそこだ。

なので、結婚式場に向かった。

 

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<結婚式場に近づく皿ジェ鹿パーカー>

 

しかし、結婚式場にきてやっとわかったことがある。

わたしは大きな勘違いしていたのだ。

 

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<急におよび腰になる皿ジェ鹿パーカー>

 

サラ・ジェシカパーカーになれば、女性として自信がつくと思っていた。

しかし答えはNOだ。

「セックス・アンド・ザ・シティ」で彼女が数々の失敗をしたように、

私もたくさんの経験をしなければならない。

 

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<いい女になるのは時間がかかるということだ>

 

本当の意味で、サラ・ジェシカパーカーのように明るくてチャーミングな女性になるために、

私はそのパーカーを脱いだのだった。

さあ、今からでも遅くない。

自分を磨いて、たくさん恋をしようではないか。

 

 

サラ・ジェシカパーカーになりたい” への2件のフィードバック

  1. こばやつ のコメント:

    東横インで、やっぱんつさんのblogを知りました。
    とってもエネルギーがあるなとうらやましくなります。
    文体も抑制されている中にユーモアがあり、なによりも写真がとっても素敵とおもいます。構図が上手。ネタが、文章でおかしく、さらに写真で説得力がましています。写真がいい。
    楽しませて頂きました!ありがとうございます!

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