食べるとダメらしい

魅力的な見た目のこれ

ヨウシュヤマゴボウと言って、食べると食中毒を起こすらしい。

自然然毒のリスクプロファイル – 厚生労働省

なぜ突然そんなことを書いたのかと言うと先日遊びに行った愛華ちゃん宅のお庭においてこどもの手に届くようなカジュアルなところに生えており、なんの気なしに「ぶどうみたいでおいしいそう」「植物の実って食べたくなるよね」「かじってみたら」なんて言っていたので(大人が)実際どうなのとおもってその場で調べてみたら結構おっかない植物ということが判明し、おっかねーとなった。おっかねー。「毒だったら嫌だ」といって食べなかった我が子、えらいぞ。勘がいい。(親バカ)

こどものころ、そこら辺に生えているたいていの実は食べていた記憶があったので、そんな実もあるのかと大変驚いたのであった。茎も紫色で結構きれいである。何事も見た目で判断してはならないのでありまするね。

ジンギスカンが好きな人と結婚してよかった

ほんとうにそう思うんですよ。だって、けっこう私の周りではラム肉が苦手な人が多くて、ラム肉が苦手って言われると、まあたしかに臭いし、しかたないねーと思うんだけど、でも、食べられないのはもったいないなあと思うわけ。だってだって、あの臭さがうまいじゃないのよ。

なんて、通ぶったことを言っているけれど、わたしがラム肉が好きになったのは、まちがいなく夫のおかげで、夫がジンギスカンが好きだからでございます。

今日の昼食。屋上にて。ウインナーは子供用。

結婚するまで、ジンギスカンに縁がない人生を送ってきた。1度だけ食べたことはあったけれど、それがあまりいい思い出ではなくて。というのも、中学校の修学旅行のお昼にりんどう湖ファミリー牧場でジンギスカンが出されたのだが、ジンギスカンないしラム肉なんて存在すら知らなかった私は初めて食べたもんだから「なんかふつうの肉と違うな。臭い気がするな。なんだろうな」と考えごとをしながら食べていたら、横にいた友達に「ねえなんで肉ばかり食べるの」と、あきらかに意地の悪い顔で言われて、男子も見てたし、まあ多感な時期なので、とても恥ずかしくなって、そこから箸が止まり、それ以来、食べてなかったのである。なんて気の毒な私。思春期の自尊心が「肉ばかりをたくさん食べる」というスティグマに晒されることの残酷さよ。

しかし、思春期から止まっていた私のジンギスカン時計は、北海道出身の夫のおかげで動き出した。彼は大学のときにジンギスカン屋でバイトをしていて、成長期の血や肉をジンギスカンで形成したようなジンギスカン人間なので、彼と結婚することによって、私の日常にも否応なくジンギスカンがやってきた。恥ずかしくて食べることをやめたあのジンギスカンは、あのとき感じたとおり臭く、でも目の前にはあのときと違って「たくさん食べなね」と言う人がいて、言われるままにたくさん食べてみると、その臭さがだんだん癖になってきて、いやもしかしてこれはかなり好きな食べ物なのではないか、と気がついたのである。ジンギスカンが苦手な人と結婚していたら、このなんともいえないやみつき感には気がつけなかっただろう。

だから、ジンギスカンが好きな人と結婚してほんとうによかった。そう思います。

この焼け野原のような状態が一番好き。こんな状態になっても夫婦でいることを誓います。今日は、7回目の結婚記念日だったのでした。

「ガールズトーク書き初め」を久々に開催したらすごく楽しかったというだけの話

ガールズトーク書き初め。それは、女友達同士で集まって、15分おきにアラームを鳴らし、アラームが鳴ったタイミングで、発言していた人が発言したことを毛筆で書く、問題提起型のイベントである。嘘。ただの遊びです。

<書初めのシーズンを過ぎているので全紙がスーパーに売っていなかった。半紙は文字数が多いと大変である。>

この遊びの企画が始まったのは6年前。かつては、書き初めなので年始行事として実施していたのだが、わたしが出産し、まだこどもが小さいなかで年始になかなか時間を作れなくなってしまったこともあり、前回の開催から5年とだいぶ間があいてしまった。だがついこのあいだ、トーク時にマスクを装着しながらではあったが、メンバーも変わらず、ひさしぶりに開催することができたのである。やあ。楽しかったね。

<昨年結婚したマクモ氏の新居にて。新居荒らしである。(写真を撮ってくれたのはマクモ氏の夫。ありがとうございます)>

先の大統領ドナルド・トランプが、自らが発したあらゆる暴言や猥談を「Locker-room talk(ロッカールームトーク)」と言って済ませていたのは記憶に新しい。(まあ済んでいないのですが)まず最初に断っておきたいのは、我々のおしゃべりは、彼または彼らの言うロッカールームトークのような、そんな下品なものではない。もちろんおよそ品行方正と言えるものではないのだが、そこに一切の虚構はなく、極めて現実的で、弱者を貶めるようなこともない。むしろ、内容によっては、自分たちが傷つく。そんなトークだ。まるで翼の折れたエンジェルたちのトーク。みんな跳べないのである。

そしてなにより、このトークは書道という形で、強い表現力を持つ。自らが発言したことを、自ら筆をとって書く、ということの重み。ある種宗教思想的だし、経典を書き写す写経なんかに近い部分がある気がするが、精神統一とはほど遠く、むしろ邪気や邪念的なものを呼び寄せる行為にすら思える。某オンラインサロンでもメンバーを集めてやればいいんじゃないかな。いや、ぜひやってほしい。

<真美ちゃんの「これも丁寧な暮らしに入るんだ」は、名言であった>

ひさしぶりのガールズトーク書き初めは、5年前に開催されたそれより、それぞれが持ち寄る話題が少し変わってきた印象があった。その点では、書道という方法で会話を可視化し、毎年残すという行為はとても指標的であるなと思う。そしてなにより歳を重ねても楽しめる遊びであったことには、とても驚かされた。とにかくただただ楽しい。だんだん筆をとるのがめんどくさくなるのも含めて。

5年前と変わらず集まるわたしたちは、少しずつ変わっていて、しかし変わらずおもしろがっている。こんなことに気が付ける遊びは、ほかにないのではないか。ずらりとあらゆる文言が書かれた仰々しい半紙と、それを包み込むようにほのかに香る墨の匂いを感じながら、今までの自分たちと、これからの自分たちとに、それぞれ思いを馳せていた。

ステイホームはうれしくて飽きる

この状況下ではまあいろいろな立場があるけれども、わたしにとって今のところステイホームのすばらしさは、家にいられることである。というか「ステイホーム=家にいろ」ということなので、必然的にそれ以外の良さがない。

なんたって家というものは値段が高いので、身を削って働いたお金を注ぎ込んでいる家にいられるということはなんだかとても得している気はする。テレワークの導入によって、空っぽになったオフィスにお金を払うことに疑問を持ち始める企業は多いが、そもそも昼間空っぽだった家にお金を払うことになんの疑問を持たなかったことがおかしいのではないか。コロナ以前にお金払ってるんだから家にいたい。できれば平日もいたい。憲法の27条1項には勤労の義務があるが、それ以前に我々には人権があるので外に出る権利はもちろん、家にいる権利だってあるわけなのである。家にいられるということはハッピーなのだ。家最高。家にいられるのうれしい。でも最高でうれしいが続くとそれはそれで飽きる。というか、飽きた。

いろいろがんばって楽しさや尊さを見出そうとしても飽きてしまうね。別にまったく嫌ではないんですけれど。わたしは4日前くらいに飽きました。家って帰るべき場所なのに、ずっといるってすごいよね。帰るという概念が失われてしまった家。家とは一体なんなのか。壁? 

みんなに会いたいな、ととても思うけれど最近よく聞く「離れていても心はひとつ」ってなんですかね。小学生の標語かと思いました。こうなる前から、我々の心がひとつだったことがありましたかね。なかったんじゃないですかね。少なくともわたしはひとつになった覚えはないですね。

ひとつじゃない心を近くに感じたから、きっとおもしろかった。

こどもを見ながらの仕事は大変だが楽しい日々である。ただし、飽きている。家族でホームセンターに行きたい。ホームセンターを禁欲する日々が来るとは思わなかった。

いずれおじさんになる

新年あけましておめでとうございます。
今年のお正月は赤ん坊を連れて北海道は室蘭の実家ではじめて年を越しました。

冬の北海道は初めてだったので構えていましたがずいぶんとあたたかいお正月でした。ぽっかぽか。

のんびりと家で夫が産まれたときのアルバムを見るなどして過ごしましたよ。

 

赤ん坊の頃の夫

 

さて、こんなかわいい子もいずれおじさんになるということがわかりました。
私と夫のむすこももうなんていうか血管が詰まりそうなくらいかわいいですが「いずれおじさんになる」ということを念頭に置き成長を見守りたいとおもいます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

にんげんが増えた

SNSなどではすでにお知らせしておりましたが、にんげんがひとり増えました。

とどのつまりおとうさんとおかあさんになった!

お腹の中にいた頃の赤ん坊はCADデータ渡してないのにどんどん人のかたちになっていくし、死ぬほど痛がっているうちにおまたからポーンと出てくるし、乳首からはとめどなく汁があふれてくるし、頼んでないのに汁ぐびぐび吸ってくれるし、妊娠がわかってからというもの、いままで絶対に身に降りかかって来なかったことがずんずんとやってくるので、刺激的といいますか、とにかくエキサイト、とにかくビャビャビャーン!って感じです。いま。
ほんと、なんていうかとても愉快。この愉快さを積極的にお伝えしたいので、友人各位は積極的に遊びにきてください。ビャビャビャーン!

東横インの記事が

読めなくなったとう問い合わせがありましたが、ほんとうですね。ご報告ありがとうございました。っていうか整理した記事全部でした。あはは。

整理しちゃったので東横インの記事はガジェット通信にも寄稿しております。お手数ですがそちらからご覧ください。覗いてくださった方ありがとうございます。

整理整頓

ホームページ内の記事をいったん整理しました。

この半年で環境や心境に大きな変化があり、あまりくわしくは述べないとしても、とにかく指の毛がまったく生えてこなくなった。なにを言っているのかわからないがほんとうのことだ。指の毛がしっかりと生えるタイプの人間だったわたしにとってこれは正直かなり驚きの変化である。毎朝仕事に向かう電車のなかで、朝日に照らされて神さまみたいにきらきらと光る自分の指毛をながめながら、ああ、生えているな、と思う日々が忽然となくなったわけなのですから、驚くのも無理はない。生えていたものが生えてこなくなるいうのは、たとえ髪の毛でなくともとてもさみしいことなのだと知った。なんていうかそんな心境のなかでの整理整頓となりました。

記事の整理はしたのですが、うっかり両親が置物と化す記事だけ残ってしまい、残ったついでに久しぶりに読んでみたら奇しくも屁みたいに笑ってしまったのでそれはそのままにしています。また整理した記事に関しては、非公開にしていませんのでご懇意いただいている各リンク先からは問題なく飛べると思います。

 

対してツイッターはものすごく頻繁にツイートをしている。嗜好品のように手放せなくなっており、やめられないもの、わたしはアイスとくにガリガリ君を食べることがやめられないのですが、ガリガリ君を食べることと同じくらい必要なこと、今はツイッターがないと生きづらいと思うくらいになっています。そんな大げさなことを言っておりますが内容自体は生活の垂れ流しで、読み返してみるとばか丸出しだし誤字が多いしすこしツイートを制限したい。ツイッター制限。ツイッターダイエット。ツイッターやめたら指寂しくなってきっとポテトチップスとかに指を伸ばしてしまうからからきっと太る。触るならキーボードを触って文章を打つとかしたい。

愛する人に東横インをプレゼントしよう

※ページが重くて見られない方はこちらからご覧ください。
http://getnews.jp/archives/602814

 

突然だが、わたしの夫は東横インが大好きだ。

スクリーンショット 2014-06-12 午後10.09.10
<東横イン>

 

どれくらい好きなのかというと、まず東横インクラブカードの会員だし、

東横インに泊まるたびにおしっこちびりそうなくらい興奮してるし、

部屋に置いてある東横インの雑誌「たのやく」を必ず持って帰ってくるし、

東横インのグッズが欲しいがゆえにヤフオクで「東横イン」とキーワード登録

しているくらい。

 

…異常だ。

 

ではなぜ東横インが好きなのか?その理由を書くと、

それだけでブログが終わりそうなくらい長くなるので省略するが、

むかし彼は東横インに泊まったとき、こんなことをつぶやいてた。

 

「いつかボクが巨万の富を手に入れたら、自分専用の東横インをつくるんだ」

 

そのときは、ああそうですか。と流してしまったが、

しかし昨年、まだ結婚しておらず付き合っていた頃のこと。

彼の記念すべき40歳の誕生日になにかしなくては、と考えていたところ、

わたしはその「自分専用の東横イン」という言葉を思い出したのだ。

そして思いついた。

よし。彼専用の東横インをプレゼントしよう、と。

 

〜これはわたしが東横インをプレゼントしたことによって結婚するに至る、
新手かつ荒手のサクセス・ストーリーである。〜

 

 

 

 

■東横インをプレゼントするには

これほどまでに東横インと書いたあとに聞くのもなんだが、

みなさんは東横インというビジネスホテルをご存じだろうか?

東横インは、都内の主要駅各所、また地方では複線が通るターミナル駅などの

周辺でよく見かける、格安のビジネスホテルだ。

場所によってはなんと3,800円から泊まれるので、

ビジネスマンや宿代をおさえたい旅行者からの信頼も厚い。

そんな東横イン、見た目がわりと特徴的で、ビジネスホテルの外観としては

トップクラスのフォーマット力というか、

とにかくわかりやすく覚えやすい色形をしている。

 

名称未設定-1
<この色合いがいい>

 

彼専用の東横インをプレゼントする…そんなことできるのか。

フン…諸君。その心配は無用だ。

この夢のプレゼントを贈るには、巨万の富を得る以外に

「建築模型をつくる」という方法がひとつ残されているのだよ。

 

スクリーンショット 2014-06-12 午後10.43.15
<家を建てたりするときによく見る、アレ>

 

建築模型とは、実際の建築物を計画する際に

説明やプレゼンのためにつくられる模型のことだ。

つまり、あのデカい東横インを何百分の1かに縮尺して、

模型にしてプレゼントする。

おお、これならいけそうじゃないか。

 

 

と思ったものの、建築模型を作った経験はまったくない。

むむ、どうしたものか…

とりあえず、建築にくわしい友達に相談してみようか。

はたして無器用なわたしでも作れるもんなのだろうか…

 

toyokoinn
<東横インを作るまでのだいたいの流れをおしえてもらう>

 

細かい材料の買い出しを手伝ってもらい、ひとまずなにから始めればいいかを

丁寧に絵で説明してもらった。

基本は、1つの表面を1枚のパネルとして作り、それをつなぎあわせていくらしい。

わからなくなったら、あせって作らずに頭の中で立体を分解してみること。

そんなこといわれても、頭の中で分解できませんよ…と思ったので、

考えずにやってみることにした。失敗したら誕生日に間に合わないけど。

 

 

■さっそくつくってみよう

段取りを把握したところで、さっそく作りはじめる。

通常、建築模型は白無地で作ることが多いらしいのだが、

わたしは東横インが作りたいのでそういうわけにもいかない。

あの絶妙な色合いを出すべく、パネルに色画用紙を貼り合わせなくてはならない。

 

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<こんな感じで貼り合わせる>

 

この時点でだいぶ困惑しながらの作業である。

だって、パネルがデカいんだもん。

考えないで適当に採寸したおかげで、

このままでは完成時のサイズは60cm超になりそうである。

どうやってむこうの家まで運ぶんだよオイ。

 

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<このようなプラスチックの棒をくっつけていく>

 

あと、東横インらしさを強調するために必要な窓枠。

これもひとつずつ、こまかい手すりの部分まで作る。

いやはや、想定はしていたが、思った以上に細かい作業の繰り返しなので、

仕事帰りの疲れた状態でやるには目にくる。

それでも、毎日こつこつやっていくとそれなりに形になってきて、

そのたびに我が子がスクスクと育っていくかのような感動を覚えるのだ。

 

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<看板は要の部分だから丁寧に>

 

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<ただのパネルだったのが、クララのようにすんなり立った。>

 

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<ベランダも丁寧につけなくちゃね>

 

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<入口と縦看板もしっかりと>

 

ここまできて、東横インという建物そのもの自体は完成してきた。

しかし、なにかもの足りない。建築模型に良くある木か、道路か…

木製のパネルを買ってきて、それを地面にして花壇でも作ってみようか。

 

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<急にそれらしくなった>

 

ヤバい。東横インだ。

まごうことなき東横インだ。

このパネルの上に乗っているエリアすべてが、東横インの敷地なのだ。

 

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<木と、ちょうどよいサイズのクルマをおいて>

 

ここまでくると、もうプレゼントとかそういう領域を超えて、

「自分の作品」として愛すべきものができてしまった気がする。

でも、すばらしいものを作ったナルシズムなど、

わたし自身まったく感じることはなかった。

だって、わたし、東横イン興味ないし。

 

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<完成した!!>

 

できた。

なんかもう、わたしの部屋に東横インがそびえ立っていること自体、意味不明だ。

もちろん、意味不明なプレゼントをすることが目的だったが、

最終的に60cmを超える大きさになったため、意味不明さもひとしおだ。

あとはこれを誕生日の夜こっそり家においておくだけだ!

 

■ハッピーバースデー

誕生日当日。

当時わたしが住んでいた西巣鴨から彼の自宅まで1時間くらいかかる。

電車が混雑しない始発電車に乗って持って行こうと思っていたのだが、

なんと外を見ればドシャブリではないか!

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<いそいで余ったパネルとビニールで梱包する>

 

これだけのデカさだと抱える形になるため、傘も差せない。

ぐぬぬ、と意を決して電車で行くことを決意し、

(タクシーだと万単位になりそうだったのであきらめた)

ビッショ濡れになりながら家の中にこっそり置いてきた。

 

 

そして夜、仕事からまっすぐ家に帰ってきた彼は、

ドアを開けるなり、過去みたことないくらいに大爆笑していた。

彼も40歳。いろんな恋愛遍歴があるだろうが、

さすがに過去に東横インをプレゼントした女はいるまい。

 

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<部屋にかざってもらった。デカい。>

 

このできごとから1年くらいたって結婚したので、

直接このプレゼントが結婚につながったかというとそうではない。

そうではないが、確実に今の夫の中では雷に打たれたように

心が震えた誕生日だったに違いない。

 

サプライズプレゼントというのは、自分本位でも相手本位でもなく、

お互い本位でやらねば意味がないのだ。

 

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<新居にもちゃんと持ってきた。いつか東横インに住みたい(気がしてくる)>

 

結婚して、一緒に暮らしていく中で、乗り越えなくてはならない苦難に

立ち向かうときが、必ずやってくるだろう。

でも、わたしはそのとき、そのたびにこの東横インをみて、思いだしたい。

 

楽しければなんとかなるもんさ、と。

 

 

 

<余談>

引っ越しの見積のとき、営業の人が家に上がったのだけれど、

「旦那さまは建築関係のお仕事を…?」と言っていた。

まあ、そう思うよな。

 

 

 

 

両親が置物と化した

 

今週は実家に帰った。

そして、実家に着くなり、なぜか千葉県の銚子に行くことになっていた。

銚子に行くのは小学校の校外学習以来だ。

 

銚子

(このあたり、こと犬吠崎)

意見する間もなく私が運転することになったのだが、

実家は車を買い替えたばかりで、運転に馴染めず大変に肩を凝ってしまった。

ああ、私は肩を凝るために銚子に来たのか。

 

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(上の写真と同じような色合い)

途中、銚子名物・イシガミのぬれせんべいの本社工場店にお邪魔した。

ご存知のない方のために一応説明しておくが、

ぬれせんとは、ぬれているせんべいである。

湿気ているだけで言語道断なせんべいが、ぬれているのである。

といっても、私はせんべいはあえて湿気らせる派なので、何の問題もないのだが。

 

とりあえず、直営店では試食が食べ放題だったので、満足した。

もちろん、試食だけではなくちゃんと買ったので安心していただきたい。

 

 

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(銚子のイオンのフードコートで撮ったすごいどうでもいい写真)

とまあ、銚子自体はたいへんいいところではあるが、

特に楽しくもなんともないドライブであった。(雪降ってきたし)

 

ひとつ、おもしろかったのは、

犬吠先海岸でひとり砂浜を駆け回ったあとに、

振り返ったら、両親が同じ格好をして石碑の文字を読んでいた。

これがまた絶妙な立ち姿だったので、載せておく。

ryousin_hiki

(置物かと思った)

 

寄って見ると

ryousin

(たしかになんか読んでるが、奇妙だ)