ステイホームはうれしくて飽きる

この状況下ではまあいろいろな立場があるけれども、わたしにとって今のところステイホームのすばらしさは、家にいられることである。というか「ステイホーム=家にいろ」ということなので、必然的にそれ以外の良さがない。

なんたって家というものは値段が高いので、身を削って働いたお金を注ぎ込んでいる家にいられるということはなんだかとても得している気はする。テレワークの導入によって、空っぽになったオフィスにお金を払うことに疑問を持ち始める企業は多いが、そもそも昼間空っぽだった家にお金を払うことになんの疑問を持たなかったことがおかしいのではないか。コロナ以前にお金払ってるんだから家にいたい。できれば平日もいたい。憲法の27条1項には勤労の義務があるが、それ以前に我々には人権があるので外に出る権利はもちろん、家にいる権利だってあるわけなのである。家にいられるということはハッピーなのだ。家最高。家にいられるのうれしい。でも最高でうれしいが続くとそれはそれで飽きる。というか、飽きた。

いろいろがんばって楽しさや尊さを見出そうとしても飽きてしまうね。別にまったく嫌ではないんですけれど。わたしは4日前くらいに飽きました。家って帰るべき場所なのに、ずっといるってすごいよね。帰るという概念が失われてしまった家。家とは一体なんなのか。壁? 

みんなに会いたいな、ととても思うけれど最近よく聞く「離れていても心はひとつ」ってなんですかね。小学生の標語かと思いました。こうなる前から、我々の心がひとつだったことがありましたかね。なかったんじゃないですかね。少なくともわたしはひとつになった覚えはないですね。

ひとつじゃない心を近くに感じたから、きっとおもしろかった。

こどもを見ながらの仕事は大変だが楽しい日々である。ただし、飽きている。家族でホームセンターに行きたい。ホームセンターを禁欲する日々が来るとは思わなかった。

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