似てるが伝わらない

「あの人○○に似てる!」というのが他人にまったく伝わらないということはよくある。

わたしもこのあいだ、仕事で会った人があまりにも「おみやげ屋さんで売っている小さいお餅」に似ているなと思ったので、その人に似ている小さいお餅の画像を検索し、会社の人に「あの人これに似てますよね!?」と聞いて回ったのだが、誰からも、まったくといっていいほど同意を得られなかった。

そういえば、小さいときにものまねバトルで司会をしていた研ナオコさんを見て「鶏そぼろ弁当みたいな人だなあ」とか思ったり、ヤワラちゃんの試合を見ていて「強い蒸しパンだ!」と思ったりしたけど、たしかにそのどれもが他人の同意を得られなかったような気がする。

ただ最近「カルロス・ゴーン氏がMr.ビーンに似ている」というのは、大多数に理解された。これはとてもうれしかった。みんな同じこと思ってたんだなあ、というのはなんだかうれしい。

もしかしたら食べ物に例えるのがいけないのかな。でも、いったん似てると思っちゃったものは似てるんだからしょうがないよね。おみやげ屋さんに売っている小さいお餅だ!って思っちゃったら、もうそれにしか見えないんだもの。ああ、おなかがすいてきた。

 

スクリーンショット 2016-05-22 0.25.31

<仕事で会った人に似ている、お土産屋さんに売っている小さいお餅>
ごま摺り団子  (菓子匠 松栄堂)

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